2010-01-01から1年間の記事一覧

メルマガクリルタイに寄稿

週刊メルマガクリルタイに、我らが頼れる左舷主砲かつとんたろうが初登板です! 野球についての言説ではなく、野球読み物を模索する新雑誌『野球場』について、野球言説史を詳細に絡めつつ論じ、語る熱血の一文。どうぞご覧あれ! 『野球のことば、ことばの…

ちょっと参考になりそうなサイト

全体に及ぶものはあまりないようですが・・・。上記二つは見ておいても損はないです。 〈文学の冒険〉シリーズ http://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/literature.html 国書刊行会の好評シリーズ・全集 http://www.kokusho.co.jp/series/bouken1.htm はてなキ…

全作紹介ラスト

ロバート・アーウィン『アラビアン・ナイトメア』 アラビアン・ナイトメア (文学の冒険シリーズ)作者: ロバート・アーウィン,若島正出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1999/09/01メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (13件) を見る 若島 …

全作紹介その2

イサベル・アジェンデ『エバ・ルーナのお話』 エバ・ルーナのお話 (文学の冒険シリーズ)作者: イサベルアジェンデ,Isabel Allende,木村栄一,窪田典子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1995/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブロ…

文学の冒険シリーズ著作紹介 1

ジョン・アーヴィング『ウォーターメソッドマン(上・下)』 ウォーター・メソッドマン 下 (文学の冒険シリーズ)作者: ジョン・アーヴィング,川本三郎出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 1989/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るウォータ…

文学の冒険とは何か

文学の冒険 Comtemporary Writers 小説世界の境界線を拡げ、読者を挑発する現代文学シリーズ。 過激な文学的実験、物語と「語り」の復権、新しい時代の新しい文学を求めて、ラテン・アメリカ文学、アメリカのニューライターズから東欧の知られざる名作まで、…

近況報告。

ひだらすの近況でも報告しておきます。 主幹はここ三週間もう、いろいろなことに巻き込まれておりまして、現在も微妙に厄介ごとを抱えておりました。なんとかしたいと思いますが、これが少し目処が着くまで本格的な活動ができそうにないです、という言い訳を…

わき上がるミニコミブームの燃焼とかなんとか。

株式会社「破滅派」さんが新しいサービスの準備を始めましたよっと。ミニコme! http://minico.me/これは、ようするにミニコミの依頼受注の仲介をするサービス、みたいなものらしいです。 ドロップシッピングサービスってやつですね。他には「なぜか東大生で…

サプライズド・インフェニティ!

さて、いよいよ僕らの次号誌の制作が本格的に開始されました。 「問題機制奪還」を掲げる『サプライズド・インフェニティ』の原稿依頼をがしがしお送りしています。 コンセプトとか、テーマ設定とかは、またそのうち告知していくことになると思いますが、文…

ジエン社第五回公演 『クセナキスキス』のお知らせ

文学フリマの興奮さめやらぬ現在ですが、うちのサークルにも寄稿していただいている作者本介さん率いる劇団「ジエン社」の最新公演がまじかです! ついにもうなんか「何かする事すら」も諦めたジエン社が放つ、演劇の未来をやる気なく見据えた最新作。これは…

文学フリマお疲れ様でしたー

文学フリマお疲れ様でした。 アラザルやクリルタイ、it-selfさん、そのほかたくさんの文章系同人(だけじゃなかったですね。協賛の企業さんや音系の人、いろんな団体の人もきていました)とも知り合いになれた交流会、その二次会、そのあとのアフタートーク…

ラインナップ

すっかり忘れていましたが、目次を公開します。SE3の見所は久しぶりに帰ってきた金井踏彦君のエッセイ、初参加の田島真知によるルドロジー的なエッセイ。すでにアナウンスもある市川真人さんと石原先生のインタビューでございます。 前日Ustツダ 今日の朝行…

左となりのラスプーチンのマストアイテム! knocksにもarazaruにも事務局にだって負けないぜ(謎)

いよいよ、今週日曜日にせまってきた文学フリマですが、我らが左隣のラスプーチンもさまざまなアイテムを以て見参します! 今回は無料配布CDもありますので(でも実費がきつい、きついんだよ・・・っ!)、お話しに、遊びにきてくれるとうれしいです!では…

緊急 文学フリマ事務局Ust!

文学フリマUstなう! http://www.ustream.tv/channel/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88010101#utm_campaign=twitter.com&utm_source=4125015&utm_medium=social見にくるべし!

今年の文学フリマはひと味違う!

六月になりそうですが、まだ熱血の五月は終わってないぜ!五月二十三日、文学フリマがいよいよ見参です。 ブログ論壇の進出、ブートレグの逆襲、話題が尽きない文学フリマですが、今年はいよいよ.reviewが界遊と一緒に参戦してきます。「お気楽共通商品券」…

ブンガクフリマまで一週間ー

一週間ですね。ひだらすも新作をひっさげて遊びにいきますよ。 最近はずっと小説を書いています。時間がないけれど、言葉の宇宙に遊ぶことはそれだけでも貴重な経験ですし、なんだか慰めや照れにも似てますね。 文学フリマで、ハンドメイドな本を限定販売い…

クリルタイより愛を込めて。

Web2.0研究会 http://www.voiceblog.jp/republic1963/なんか知らんけれどたたたさんが、出演することになりました。 今日の十時すぎから出演開始らしいです。なにやら、奇刊クリルタイのリーダー、リパさんが失恋したもよう? 今回は恋愛トークに火花…

ハーモスフィア「Signals」が神作すぎたので紹介せざるをえない

ハーモスフィア http://harmosphere.net/ボイスドラマサークル「ハーモスフィア」。 しばらく活動休止していましたが、先日のM3でめでたく活動再開したようです。 その活動再開に出された新作ボイスドラマ「Signals」が神作だったのでとりあえずご紹介。 「S…

M3おつかれさまでした

M3おつかれさまでした。 E31「ADIEU」ブースにお立ち寄りいただいたみなさまも、ありがとうございました。 「ADIEU」の様子 会場の模様 大盛況でした。そして終わったあと「アリス・イン・ワンダーランド」を見に行こうと思って、行き着いた先は! 「いばら…

フセイン・チャラヤン- ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅

作事つ、東京都現代美術館で行われている上記展覧会に行って参りました。キプロスに生まれたアーティスト、フセイン・チャラヤンの個展です。もともとはロンドンのデザイン・ミュージアムの巡回展で、今回は東京都現代美術館に合わせてデザインしなおした「…

Mrs.fictions 15minutes made Vol.8

本日で千秋楽を迎えた劇団Mrs.fictionsの「15minutes made Vol.8」を見てきましたよっと。 今注目の劇団、6 団体の作品を一度に楽しめる演劇イベント「15 minutes made」、 2010 年一回目の開催です。ひとくちに小劇場といってもその表現は様々。 並べて観れ…

最近読んだ本

ハーバーマスと教育作者: 野平慎二出版社/メーカー: 世織書房発売日: 2007/10メディア: 単行本購入: 1人 この商品を含むブログ (2件) を見るハーバーマスのコミュニケーション理論を教育の観点から読み直す本。けっこう面白い。ハーバーマスはなんだかんだで…

ADIEU 八月の天空の城

M3が待ちきれない同人音楽ファンたちげんきかい? 巧プロデュース、「ADIEU」の第ニ作品がついに投入されたぜ! その名もADIEU 八月の天空の城 http://www.a-dieu.jp/adieu02.html M3-2010春 2010年 5月 5日(水祝) 東京流通センター(TRC) 第2展示場 E〜Fホー…

書評会にでるそうです。

三月には同人音楽研究会で発表されていた梅田さんが、今週日曜日に京都府立大学で書評会にでるそうです。洛北史学会 http://www2.kpu.ac.jp/letters/hist_studies/rakuhoku/meetings.htm#syohyo 洛北史学・日本史の方法研究会共催書評会のお知らせ 2010年4月…

おいおい、ついにチベット音楽が特集か

白山駅のブログ http://ameblo.jp/hakusann-eki/昨年度の文学フリマで委託させていただいた、音楽雑誌Oarの最新号がついにデビュー!他の追随を許さない音楽雑誌Oar VOL3が爆誕でございますよ。 TOPICS ■チベット音楽特集を予定! −青海省玉樹チベット自治州…

PLAYBOX VOL2 に見参

陸条君(id:joe_kuga)が主催するPLAYBOX VOL2 に安倉儀たたたさんが夏目漱石『草枕』論「断片化する詩性」を書かせてもらいました!! JOE_PLAYBOX http://d.hatena.ne.jp/inhero/20100409なんとここには早稲田文学にも寄稿されている文学研究者/評論家の中…

1Q84 BOOK3を読んでいます。

読んでいます。読みながら、そうね。いろんなことを思います。 思いますが、今日はそれをさらけ出さないで胸の奥にしまっておこうと思います。 それではおやすみなさい。

二つの終焉をめぐって。

きらきらです。見ての通り『1Q84』と『ロスジェネ四号』を買いました。贅沢な日です。幸せな日でもありました。『1Q84』はまだ開いてないのですが、『ロスジェネ』を読みました。 そして、大澤信亮の評論に圧倒された。まだこの国で、こんな強い質量の言葉…

想い風と二次創作

前回では東方の世界観に対する違和感を感じるという人の話をしました、、っけ? 軽妙洒脱な原作のトークに対して、「想い風」のシリーズが提供する世界観はあまりにも折り目正しく誠実で、その分重たいとさえ思うかもしれません。 Earlgrayが描く東方のキャ…

Earlgrayの「想い風」シリーズ完結祝い。

『野球場』にまけずこちらも更新していきますよ。 さてさて、同人音楽研究会で研究発表もした「ボイスドラマ」についてですが、僕がボイスドラマにのめり込むきっかけになったとある作品について今回語ってみようかなと思っています。東方ボイスドラマの最高…