かつとんたろう

歌舞伎町ロボットレストランに行って来ました

今回は趣向を変えて、ロボットレストランです。今年の春だかそのくらいに開店したばかりのお店ですが、新宿界隈でなんだかあやしげな巨大ロボットを積んだトラックを走らせ、やたら派手な宣伝をしていたので、ご存じの方も多いでしょう。 歌舞伎町、靖国通り…

S.E.VOL4 いよいよAmazonで販売開始!

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野球美術と、ながさわたかひろの日常における芸術 

ながさわたかひろ展「プロ野球ぬりえ2012〜魔球の伝説〜」 日米両国において、野球はもはやスポーツである以上の意味を持ってしまっている。殊、アメリカにおいて野球は、まさしくアメリカ固有のスポーツである、という意識の下に、アメリカ史と野球史とは分…

偉大なる西部への鎮魂歌

『ウェスタン(原題:Once Upon A Time In Western)』セルジオ・レオーネ監督作品 ウエスタン [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日: 2011/04/28メディア: DVD クリック: 8回この商品を含むブログ (10件) を見る …

『蛙鳴』莫言 ―中国の「市民」小説―

『蛙鳴』莫言 蛙鳴(あめい)作者: 莫言,吉田富夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/05/01メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 33回この商品を含むブログ (24件) を見る これはある種の市民小説的な作品だ。トーマス・マン『ブッデンブローク…

私小説はいかにしてSFとなるか 

「田紳有楽」藤枝静男 田紳有楽・空気頭 (講談社文芸文庫)作者: 藤枝静男,川西政明出版社/メーカー: 講談社発売日: 1990/06/05メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 54回この商品を含むブログ (78件) を見る 稀代の私小説作家である藤枝静男の「田紳有楽」は、…

最も恐ろしく、楽しい変化球、ナックルボール 

Dave Clark『THE KNUCKLEBOOK』(2005, Ivan R. Dee) [rakuten:book:12681245:detail] 洋書ですみません。野球に興味ない方も、すみません。それでもこれは書かせてください。素晴らしく愉快な本です。著者のテンションは非常に高く、硬軟織り交ぜた語り口は…

「日常」としての「プロ野球」 

田中慎弥『神様のいない日本シリーズ』 神様のいない日本シリーズ (文春文庫)作者: 田中慎弥出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2012/04/10メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見る 第140回芥川賞の選評では、選考委員に「なんでもか…

北野武は二度死ぬ 『アウトレイジ ビヨンド』

アウトレイジ ビヨンド 映画パンフレット 監督 北野武 キャスト ビートたけし、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、中野英雄、松重豊、小日向文世出版社/メーカー: ワーナーメディア: パンフレット クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 前作、ビートた…

北野武の葬送『アウトレイジ』

アウトレイジ [DVD]出版社/メーカー: バンダイビジュアル発売日: 2010/12/03メディア: DVD購入: 10人 クリック: 137回この商品を含むブログ (179件) を見る 『アウトレイジ』は、すべてのヤクザ映画、そして北野武の葬送である。北野はこの映画をもって、自…

野球文学千本ノック!!

10月14日! 東京野球ブックフェア開催!第二回となる東京野球ブックフェアが明日開催されることになりました。 トークイベントも多数開かれる今回の東京野球ブックフェアでは、われらがかつとんたろうも参加!>>?「野球文学千本ノック」なるトークイベン…

【Oar night】グローカルなクラブナイト

『S.E.VOL4』で「認識論的批評」を書いた、とんかつ研究家、かつとんたろうが今度はクラブでFEEVER!? 第三世界の新しい音楽をフューチャーし続ける熱量ラテン、ハートは中東の最強の、国境知らずの音楽雑誌『Oar』がついに全世界を巻き込んだハイパークラ…

かつとんたろう近況

かつとんたろう(ペンネーム)。 自称とんかつ研究家、草野球選手、その他。 左隣のラスプーチンに所属、野球チーム「Cooperstown Fouls Ball club」にも所属。【いままで】 ユリイカ2011年9月号「とんかつの食べ方、愛し方」を寄稿。 ユリイカ2011年9…

「ラスプーチンのゆく年くる年! 〜2011年目にとまったもの総まとめ〜」

おしゃべりする人 安倉義たたた × かつとんたろう 第一回 まとめをはじめよう! たたた:今日は2011年のひだらす的カルチャーまとめをやろうかなーという企画ですね。題しまして「左隣のゆく年くる年!」。ニコ生PLANETSの後塵を拝するわけじゃないけど…

『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか作者: 増田俊也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/09/30メディア: 単行本購入: 21人 クリック: 475回この商品を含むブログ (131件) を見る 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』は、著者である増田俊也の実…

とんかつはB級グルメか?

『ユリイカ 詩と批評』2011年9月号 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A3%C2%B5%E9%A5%B0%A5%EB%A5%E1えー、清澄白河を河内音頭の渦に巻き込んだ我らが、かつとんたろう君が、青土社に殴りこみ!(的な何か)なぜか、本日発売の『ユリイカ』にとん…

緊急企画! 第一回『宇宙ショーへようこそ!』大対談

http://www.uchushow.net/index.html 宇宙ショ−、はじまるよお!たたた:今回は、特別企画として、かつとんたろう君と僕とで『宇宙ショーへようこそ!』についてディスカッションを行います。 発端は、ツイッター上で巧君と、とんかつ君、それから僕で『宇宙…

メルマガクリルタイに寄稿

週刊メルマガクリルタイに、我らが頼れる左舷主砲かつとんたろうが初登板です! 野球についての言説ではなく、野球読み物を模索する新雑誌『野球場』について、野球言説史を詳細に絡めつつ論じ、語る熱血の一文。どうぞご覧あれ! 『野球のことば、ことばの…

とんかつ勢が、スポーツの言葉を探す旅をはじめたらしいです。

『野球場』 http://d.hatena.ne.jp/ya9jo/ フリー編集人・物書き・文芸評論家の仲俣暁生、「界遊」代表武田俊、歌人佐々木あらら、「左隣のラスプーチン」同人のかつとんたろう、以上四名が中心となって(これから)作られる、野球と言葉との新たな接続を目…

象の小規模な生活 二週目

「象の小規模なラジオ」 http://odawara-elephant.com/b/ で、かつとんたろう氏が出演しました。まさかのとんかつだらけの一時間。 彼が紹介した音楽を紹介・・・・すればいいんですが、メモを控えてなかったので、忘れました(笑) あとでとんかつ君がなん…

FMおだわら「象の小規模な生活」に出演なう!

いきなりですが、左隣のラスプーチンの頼れるイージス、かつとんたろうがFMおだわら「象の小規模な生活」に出演決定!http://fm-odawara.com/timetable/timetable.html実は……今週の土曜日(昨日)にすでに出演していたのですが、主幹が完全に忘れておりまし…

ひだらすとんかつ一枚目!

各種同人誌即売会にひだらすが参加したのちのアフターは、なぜかとんかつ屋である。 そこには少なからず、ぼくの趣味と名前が影響しているのであろう。 その影響の責任を果たすために、ちょっとしたとんかつ小話と、今回のとんかつ評を書いておこう。 5月1…

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