5月6日、第十四回文学フリマ〔ウー01、02〕でお会いしましょう。


―自由を失ったARTには、優れたものも優れていないものもあるだろう。
しかし自由を失ったことは、はっきりとわかる。そういうものだ。


SE.VOL4 LANCH!
5月6日、東京流通センター
文学フリマ〔ウー01、02ブース〕
予価、300円!

これが、俺たちのドリルだあああああああああああ!!!
今号は帯を巻いた状態でお届けします!



そしてポスターはこんな感じ!



二年越しの最新作、文学フリマでおめみえです!!!
文学をテーマに、小説、評論、漫画と揃った一冊です。中学生、高校生から読めるスノッブな文芸雑誌の第四号、ここに見参!

ブックデザインも一新しました!
映像、ロゴ、デザイン、DTPなどで活躍するアーティスト集団「UNIT+」。
http://www.facebook.com/UnitPlusC
そのチームが本作のDTPを担当。中心的なブックデザインと構成を大坪佳正が担当、字詰めや流し込みなどは上村隆之が担当した。
 
また、表紙はpixivを中心に活躍する新進気鋭のイラストレーター「オレンジ君」です。
http://www.pixiv.net/member.php?id=50359



目次!!!!!!!!!!!!!!!

【小 説】
文節マーカー、ハラハラ見た心境
高山羽根子 8頁
文学部のこと 
宮内悠介 22頁
【評 論】
「本文」と格闘する――宮澤賢治童話の改稿をめぐるあれこれ 
辺 陽介 34頁
認識論的批評試論
 かつとんたろう  50頁
文学とは何か、とは何か  
安倉儀たたた  62頁
【漫 画】
方程式 
 芥河圭一 82頁

【そのほか】
執筆者あいさつ 98頁
関連書籍紹介  100頁
編集後記 102頁

見所は、震災から一年をすぎ、本格的に創作活動を開始した芥河圭一の最新作。生きる苦しみと創作への衝動を描く「方程式」は彼の代表作になること間違いなしでしょう。

そして、先般『盤上の夜』を上梓した宮内悠介の最新作「文学部のこと」。創元社SF短編小説賞の佳作受賞者にして、『NOVA』シリーズなどで順調に短編を発表し続ける高山羽根子の小説も、僕はこれは面白いっ! と自信をもってオススメします。

盤上の夜 (創元日本SF叢書)

盤上の夜 (創元日本SF叢書)

評論は、宮沢賢治に関する研究でならした「辺陽介」の文献学的研究。それから、かつとんたろうによる認識論の論文(ややハード)、それから僕の、もうたぶん、だれも認めはしないだろうけれど、自分らしく一番ぶっ飛んだことをかけた「文学とは何か、とは何か」です。

その他、カトリ企画別冊BOOLARD、DVD、「はじめての舞台芸術」(200円ぐらい)では木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一氏&王子小劇場の芸術監督、玉山悟氏インタビューなどがはいったDVDを販売します!

そう、これが突発DVD・・・・。

もちろんBOLLARDやSEVOL2,3も持っていきます!

ほかに、あの劇作家の新作戯曲が変えちゃうかも!?

盛りだくさんの内容でお届けする文学フリマ左隣のラスプーチン&カトリ企画&ユニプラ」。どうぞ遊びにきてね!