空想活劇 弐

Voltage of imagination通信
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「架空のアニメーションのOP集(だったっけ。ランキングだったっけ?)」というコンセプトで製作されるVOIの『空想活劇』に最新作が登場してます!
昨日から一般販売されている『空想活劇 弐』! 新進気鋭のアーティストたちによる音楽×イラストレーションの新しい形をとくとご覧あれ。

空想活劇

空想活劇

……とはいえ、なんというか不満もないわけじゃないですけどね。ジャケは果たしてこれでいいのか。録音はこれでいいのか。
そしてせっかくのイラストと世界観の表し方もこれでよろしいのですか? というような具合に、曲やイラストのクオリティコントロールがあまりうまくいっていないような感じがするのですねぇ。

たしかに音楽とイラストのアーティストが前面にでてくる作品ではあるけれど、『空想活劇』の魅力は個別単体の作品だけではないんだから、もっと別のところを押してほしかった!
 アーティストが個別に背負う文脈の融合や、アーティストたちのコラボレーションが何を魅せてくれるのか、というDOKIDOKI感だったり、あるいはコンセプトが示すような、理想のアニメーション世界群の世界観だったりをもっと味わいたい! 
 創り手たちの世界も『空想活劇』の世界も、もっと楽しませてくれぇ! 
 で、こういう《世界の感じ》を作り出せる人たちはもっとたくさん入るはずはず。
 作詞家やプロデューサーももっと前面に出てもいいんじゃないかな!?
 幾つかはとてもよい曲(「Kleinchen」「sonus」みたく)もあるだけに、この気持ちを誰かに分かち合ってほしい! とりあえず買えぇ!

そしてbermei.inazawaはやっぱりすごいな。
世界は
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を知らなさすぎる!