生きていますよ。ということを伝えるのも難しいよね。

 とある文芸誌に、死者とmixiという文章が載っていてああ、と思ったことがあります。感嘆詞でいわれても困るだろうけれど、「生存している」って誰かに伝えるのは実はけっこう難しいんですよね。
 ここ数日間、ONでもOFFでも忙しくて、とてもブログの更新どころではありませんでした。二月いっぱいはそんな感じだろうなと思いつつ、それでも僕らが地球のここに足を踏みしめていることを伝えるために、今日は少し朦朧とする頭でブログを打ってみることにしました。

 ひだらす関係のことも実はけっこう水面下で動いています。数人の書き手やライターと交渉もしています。次号を誰かが期待してくれる、なんて当たり前のことが、今はとてもうれしいです。『エクス・ポ』の第二期の一号の雑誌サイドがほんっとうに面白くて、でもなんだか苦しくて、ああ、こういう苦しい場所で戦っている人たちもいるんだななんて思いました。いつか、彼らと何かができれば面白いかもなと思いつつ、そのステージに行くためにもがんばっていきますよ。

 あとはこっそり『ムダヅモ無き改革』にはまっています。作者の大和田秀樹スパロボの漫画のほうでお世話に(?)なっているのですが(というより単純にファンだったわけですが)、『ムダヅモ無き改革』をみて、どれだけ政権が変わってもずっと小泉さんだけカッコいいという姿に妙なリアルを感じました。小泉スタンダードの政治家像みたいなことを、『バブルへGO!』という映画と合わせてちょっと考えたりもするのですが、まとまった言葉になることもなくふわふわと毎日に飲まれていっています。心をなくすといって「忙」ですが、言葉をなくしてしまうのはもっとつらいことですね。

 近々、面白いことができればいいなと思っています。また、僕らを面白いと思ってくれる人たち、面白いなということをやってみたいなと思う人達がでてきてくれればいいな、というのも、偽りのない僕の気持ちではあります。その実行はもう少しだけ待ってください。