インタビュー記事が掲載されています。

新進気鋭の劇作家、劇団「ジエン社」の主宰にして、我らが左隣のラスプーチンの同人でもある作者本介がインタビューをうけました。

なんかいい感じのカルチャーマガジン elegirl
作者本介(ジエン社) 「やる気なく闘う演劇」


インタビュアーは、きだ あやめ。まだできたてほやほやのウェブマガジンですが、構成や読みやすさはたいしたものでし*1
「やる気のなく闘う演劇」と題して、作者本介の演劇に対する独自のスタンスや、現在の見方から始まり、
あるいは第三回公演でのテーマ【「ベタ」なものとの闘う】姿勢などが、巧みなやりとりで引き出されています。数枚の写真もUPされています。

「一生懸命やる気なくい続ける」って戦い方もある


ジエン社のこれまでの公演やサイトを見ると「やるきがない」ということにこだわりがあるように思うんですが、その理由ってなんですか?



「やる気がない」っていうか「ゲームに参加する気がない」って言った方が適切なのかとも思うんですが、何かに参加するにしても反対するにしてもそれに参加することになるじゃないですか。資本主義に反対するなら、運動を起こすより、やる気のなさのほうが対抗勢力になると思うんですよね。

演劇においても、既存のスタイルを棄てきるよりは、やる気なくいやいや踏襲するっていう切り口の方が応戦になると思う。
そういう、「一生懸命やる気なくい続ける」って戦い方もあるんじゃないかって思うんですよね。戦争とかも「やる気のなさ」をもってすれば食い止めることができるんじゃないかと。「一生懸命やれば何とかなる」っていう風潮も疑わしく思いますし。

続く。

一部抜粋。
ジエン社は2月19日から第三回公演「ゴースト・ニート・ペアレント」を控えいよいよ新たなステージに立っていくようです。


作者本介/ジエン社は『Web S.E.』にも登場予定! 心してお待ちくだれ!
(文責 安倉義たたた)

*1:パブリック・イメージをちょっと意識してるのかな