ゼロアカを非中心に。此れでらすとぉ!
B49 奇刊クリルタイ3.0
http://khuriltai.readymade.jp/top/
このサイトは非モテ系同人誌・奇刊クリルタイについてのサイトです。
「奇刊クリルタイ」というのは、「はてなダイアリー」というブログサービスを中心とした界隈で流行っている「非モテ」について取り上げた同人誌です。
なわけで、こちらも有名どころ。タコシェそのほかでもよく見かけますね。いわゆる「はてな論壇」(はてなダイアリーをコアに活動する無限定の言説空間)の中でも、わりとかっつりした造りのところです。
今回の文学フリマには【奇刊クリルタイ3.0】を新刊に投入。目次も公開されています。
企画原稿
・座談会『脱オタ・中二病と世代論』(ゲスト:p_shirokuma)
クソタイメンバー(republic、Masao、junkMA)VS白クマ!語られざる脱オタの歴史と中二病をめぐる激論!・インタビュー上原仁『ロストジェネレーション世代におけるサバイブとWeb2.0』
マッチョに非モテが「出会った」!ブロガーにしてマイネット・ジャパン社長の上原仁に聞く、ネットとロストジェネレーション、そしてそこでサバイブするには。 近江商人JINBLOG http://www.ceonews.jp/・インタビュー吉田アミ『「受け手2.0」をめぐるサブカルチャー世代論』
吉田アミが語る「世代論と受け手2.0」!「ネットで表現すること」とは何なのか解き明かす。「サムいって言えばいい」! 日日ノ日キhttp://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/・インタビュー真魚八重子『サブカル系ロスジェネライフプラン、もしくは2足の草鞋のすすめ』
OLとライターの二足のわらじを履く真魚さんに聞いた、文化系の生き方指南。兼業ライターって結局どうなの? アヌトパンナ・アニルッダ http://d.hatena.ne.jp/anutpanna/・インタビュー荻上チキ『非モテ×はてな×メディア』
はてなで非モテを語られる理由、そして人文系の存在意義について、そして自らメディアを立ち上げるわけ。荻上チキ氏に聴く
荻上式BLOG http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/個人原稿
・parsley『乙女男子≠モテ』
・Masao『創作 a GO GO!』
・hreatless00『愛されたいと願ってはならない』
・repon『ネット発の人との出会い』
・republic1963『「怒れる小さな茶色い犬」に関する覚え書き』
・setofuumi『漠然としているが具体的な劣等感』
・キール『体育会系組織における文化系問題』
・megaane『ジオラマボーイ・パノラマガール』
・吉川にちの『脱オタ眼鏡365(度・日)』
成城トランスカレッジの中の人のインタビューもあるようです。今号のテーマは「ロスジェネ」だとか。
期待度4~8
B50 未来回路製作所
サイトなし。不明。
文フリ公式はこんなの。
ゼロ年代の言論の先にある来るべき10年代の言論空間を予見する!
もうすでに僕たちの目の前には、来るべき10年代の為の複数の回路が置かれている。
どの回路をどれくらい開くのか?開かないのか?それらをそれらをどうアレンジするのか?しないのか?
その予想図をここに示そう。
たしかに「ゼロ年代」が西暦の1桁を指すなら、もう終わっちゃうよね。評論系っぽいにおいがする。
期待度 不明
B51 探偵小説研究会
http://www.geocities.co.jp/tanteishosetu_kenkyukai/
ここもプロの犯行でした。創元推理の関係者たちによる評論系サークルですね。僕はほとんど創元推理読まないんだけど、面白いのあったら教えて。
探偵小説研究会は1995年に創元推理評論賞の選考委員と受賞者らを中心に結成され、おもに探偵小説に関する多面的な研究を行っています。
編著として『本格ミステリ・ベスト10』(年刊/原書房)、『本格ミステリ・ベスト100 1975~1994』(東京創元社)、『本格ミステリ・クロニクル300』(原書房)を刊行するほか、各メンバーが各誌紙書評、評論活動などを行っています。このウェブサイトは、探偵小説研究会の活動をリアルタイムで発信する場として2006年 7月に開設しました。
文学フリマの公式にあげられているのは、おそらくここの機関紙『CRITICA』の3号と思われます。目次を以下に。
第一特集 現代日本ミステリの状況
本格ミステリの軒下で 市川尚吾
日常と幻想のグレーゾーン 千街晶之
錯視/策士(trick/ster) 鷹城宏
伊坂幸太郎論 大森滋樹
The Dead ――桜庭一樹小論のための覚書 川井賢二第二特集 海外古典リバイバル
座談会 「海外クラシック・ミステリ放談」 戸川安宣×法月綸太郎×横井司
『毒入りチョコレート事件』第七の解答 佳多山大地
フランシス・アイルズ小論 佳多山大地解放区
叙述トリック戯言 羽住典子
B級ミステリ映画への招待 千街晶之
不倫と平和主義 中辻理夫
四つの塔と桜の木――篠田真由美『桜闇』の二重螺旋四部作について 濤岡寿子探偵小説評論賞 波多野健/市川尚吾×千野帽子×鷹城宏
選考経過・結果/選評
お知らせ特別区
「断章後日譚」のプロローグ
断章後日譚――加賀美雅之氏および笠井潔氏への返答 千街晶之
「断章後日譚」千街さん原稿への応答 小森健太朗
横溝正史論 人形時計(下) 巽昌章編集者後記
いや、すごいね。サイトでは序文も見れます。ブログは書籍の紹介と雑感。ミステリに期待する人いらっしゃい。
期待度3~8
B51 白水Uブックス研究会
http://d.hatena.ne.jp/natsugo/
http://d.hatena.ne.jp/URARIA/
つ、ついに白U研が帰ってきた!!! 「生涯文学」だが文学部卒がいない白水Uブックスとインディーズ文学を応援する会がひさしぶりのお目見えです! id:URARIA氏のブログで表紙をみることができます。なんというスーパーの特売チラシ感!
新刊は、は「『カラマーゾフの兄弟』と文化系オトナの逆襲」をもくろむそうです。バックナンバーの販売はしないのかなぁ。
ということなのですね。
期待度 9
B53 予備ブース
やっと予備ブースだよ……。これで休めるよ……。
期待度 5
B54 汎用サーチライト
http://www3.plala.or.jp/searchlight/
評論系サークル。アニメ表象やマンガについて考えるそうです。新刊は恐らく4号。
■新刊 第四号
特集:正体考 − アニメを見るときに見えているもの
- 特集原稿
- 寄稿
- □ソトでうろうろするために 『キレイ 神様と待ち合わせした女』におけるケガレの行方:鈴木辰馬
- □映像空書論徐n:杉浦昇
- □傀儡の主役 『四谷怪談』論:斎藤可津子
- □予価 700円
アニメの正体についての真摯な考察を加えるんだそうです。
B55 サブカルチャーをあきらめない
ここをググルとトップに福島みずほの対談集がでてくるのだけれど、サイトもないしいろいろ不明。
「ネオ・サブカリズム」を理念に活動中。
内容は評論・マンガ・哲学・エッセイ・インタビュー・音楽(CD添付)などを一冊に収め、理念と実践が同時に体験できるものとなっています。初参加、ご期待ください。
文フリ公式より。「ネオ・サブカリズム」ってなに。
期待度 不明
B56 studio zero/蒼天社
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kk-cross/index1.htm
studio zeroからは「まぐま」のPB2が新刊としてでる。PB1は「マイ・ホビー・コレクション メンコ・面子・めんこ」を特集。タコシェや中野書店で取り扱い。投稿規程があるところから、外部の人でも投稿していいっぽいです。「まぐまん」なる人種世集まれくわしくはサイトを見るんだ。
蒼天社
http://www002.upp.so-net.ne.jp/sohtensya/
こちらのHPが欠落していたので一応載せておきます。とはいえ、めぼしい情報も無いけれど。自費出版の出版社さんのようです。
ここも、文学フリマの公式以上の情報はとくに見当たらない感じ。
期待度3~7
B57 相関言論出版会
http://gendaimondai.cocolog-nifty.com/
こちらが文学フリマの公式のURLとして載っていますが、移転しています。
http://gendaimondai.seesaa.net/
こっちが現在進行のポッドキャスト。大学院生たちのサークルで、ここもけっこうな有名どころじゃないですかね。現在はほとんどpodcast「ゲンダイ」での活動がメインになっているようです。
相関言論出版会でだすなら、こちらのサイトのほうが適切かと思われる。ただ、コピーライトが2005−2006になっている。一応「ザツブン」のところでは2008年11月まで記述がありますが。
http://aminoyuraku.fc2web.com/
どうも、西嶋です。すっかり秋ですね。そんなわけで、昨年にひきつづき文学フリマに出店します。前回の文学フリマで創刊した我らが評論雑誌「アユラ」ですが、その第二号を発行します。今回は「言論」でやった鼎談が中心です。
(略)
あと、私がやってるポストモダン研究会の会誌の「エクセス」や、私とまりんさんでやってるPodcast「ゲンダイモンダイ」のバックナンバーと特典入りCDをオール100円で販売する予定です
とのこと
B58 close/cross
http://d.hatena.ne.jp/sayuk/
親切サイトさんだ! という「よつばと」の真似がモニターの向こう側に君たちに届かないは必定。しかし20も4つを上に超えようとする成年男子のよつばとごっこの痛さはモニタのこちら側でもひしひしと伝わってくる。嘉悦大学がついに「ニコニコ動画」に自分の公式チャンネル立ち上げたことに口をあんぐりあけつつ、これは学長(カトカンですよね)の趣味で終わるか大学ごと沈むか浮くか。ついにアカデミ(象牙の塔的な意味で)な雰囲気に飲まれつつゼロアカ道場についてニコニコ動画の「公式ブログ」がごちゃごちゃ言い始めたことにアングリ口をあけそうになりながら、そんなのどうでもいいんです。
クロスクロスさんは「マンガ」に関する評論誌。頒布と、最新号についての目次を勝手に引用。
頒布予定:
★新刊「Girls' Comic At Our Best!」vol.03 特集:岩本ナオ
目次はid:sayuk:20081030:p1、さらに詳細はid:sayuk:20081103
A5オフセット 表紙フルカラー 頒価300円予定
★既刊:vol.02(特集:水城せとな『放課後保健室』)目次はid:sayuk:20080506:p1
★既刊:vol.01(特集:石田拓実/ろびこ)目次はid:sayuk:20071106:p1
★委託:「ティーンズラブを知るためのガイドブック」(前途洋々だ会)id:sayuk:20080921:p1で紹介
★委託:「電脳戦機バーチャロンあるいは90年代の暗闇」(From the Ruins/渡辺静)まだ読んでない(鋭意製作中)ですが、初めて出す同人誌ということなので期待大。
★B-13「Lilmag」さんで頒布される「少女と少年と大人のための漫画読本」にもちょこっと参加させていただいています。素敵な本なので是非お手にとってみてください。
売り切れることは絶対ないと思いますが、万が一取り置きをご希望の方はsayuk090あっとhotmail.comまでご連絡ください。
基本的にほとんどの時間sayukが売り子をしているので、声をかけていただけるととても嬉しいです。
少女漫画を語る本「Girls' Comic At Our Best! vol.03」
★特集「岩本ナオ」
小学館「flowers」誌で2004年にデビューし人気上昇中の若手作家、岩本ナオ先生を取り上げます。ちょうど今月は「flowers」「凛花」でW表紙になってていいタイミング。座談会・作品レビュー・評論やエッセイを掲載。
・座談会「天狗会議'08」
(卯月四郎・高柳紫呉・野上智子・野中モモ・真悠信彦・峰尾俊彦・やごさん・柳田・sayuk)
・岩本ナオ(だいたい)全作品レビュー(sayuk)
・レイト乙女ちック・ゴーズ・オン!(sayuk)
・岩本ナオのやさしい世界(高柳紫呉/紫呉屋総本舗)
・天狗のお面の下はニヤニヤ(柳田/めこ)
・「友達からはじめ」ること、「友達でいい」こと(sayuk)
・岩本ナオ私見(真悠信彦)
・「ふわふわ」のリアリティ(sayuk) id:sayuk:20080930:p1
・少女マンガのモデル化に関する試論(高柳紫呉
その他:
少女漫画をめぐるいろいろな文章を今号では載せます。
・衛藤ヒロユキ『魔法陣グルグル』ってほとんど少女漫画じゃない?という対談なのです。(見月みーすけ×sayuk)
・わたしたちの「黒い羽」問題――ヤマシタトモコ「恋の心に黒い羽」をめぐって(sayuk)
・ときに作品のテクニカルな部分にこそ本当の気持ちは宿ったりして/三嶋くるみ『ろりーた絶対王政』について
(月読絵空/春になるまで待って)
・『NERVOUS VENUS』(を、今読むこと)について(sayuk)
・と語る○○先生。(sayuk)
A5オフセット60ページ、表紙フルカラー、300円の予定です。
ということ「少女漫画」に興味がある人はぜひぜひ。『魔方陣グルグル』俺も好きだったなぁ。
期待度 5~8