大怪獣サヨナラ

  • たたたです。勝手に広告しますが、『S.E.VOL1』にも掲載された作者本介の戯曲『大怪獣サヨナラ』がいよいよジエン社HPにて、前売り予約が受付開始であります。
  • 『S.E.VOL1』に掲載された「大怪獣サヨナラ0」から大幅に変更。登場人物がひとり増えてるとかそういうカオスらしいです。ぜひぜひ遊びににいったってあげてください。働きたくない人とか、生きていたくない人とか、アメリカと戦いたいけど結局マック食ってる俺とか、そういう人向けの芝居らしいですが、もっと一般人にも広く楽しめるお芝居になっている可能性がなくはないらしいです。

●次回公演 ジエン社第二回公演

よかった。
これでもう二度とサヨナラをいう必要がない。
これでよかった。本当によかった。

脚本・演出:作者本介
日時 2008年6月19日〜22日
場所 高円寺明石スタジオ
料金 前売り2000円/当日2300円(全席自由)

「私たちのいた学校のそばには、自衛隊の臨時滑走路があって、何かがあると飛行機が爆音で飛び立つ。だから、すごくうるさい。」

生徒のいない教室で、二十歳を過ぎて高校の制服を着た人々が集まるが、何もしない。本当なら映画を撮っているはずだった。「ほんのちょっとした、短編映画」を。

怪獣が出没した。学校はあさってから避難所になるという。
窓の外を眺めれば、東京が壊滅していた。
しかし彼らにとってそれは、ほとんど関係がなかった。
というか、登場人物全員にやる気はなかった。

「飛行機の音がうるさい。私たちは、窓を開けることができない。」