友達と駄作 2008上

  • 友達と駄作。BLOG FRENDS発行。A5、50ページ。表紙クリアPPT加工。直に「T+D」と表記。なんかかるーくファッション誌ぽい。「夢見る少女必見! 愛され上手なめちゃモテ知的遊戯マガジン」とかき、目次をしるす。裏面はなぜか「+eco」。Upcoming NewLine BLOG FRIENDSとある。
  • もうどういっていいかわからないけれど、恐らく今年の文学フリマで尤もぶっ飛んでいたサークルの一つ。前号より胡散臭さが激増し、あと行っては行けない方向にまた一歩踏み出している。作者はただ一人だけどまるで何人かが書いているようなかんじもする。
  • 内容はしかし、前号と同じような印象を受けて、なにか大きく踏み出したものがあるわけではないかもしれない。
  • インタビューに望月倫彦。文学フリマの代表である。貴重な話しをいろいろしているけれど、さわりがあるので紹介のみ。
  • 文芸誌対決としょうしてドラゴンマガジンVS文学界をやってしまう暴挙はあいかわらずだけれど、対決の基準にもっと工夫がほしかったかもしれない。
  • 小説はもう何もいいません。
  • 巻頭言からブックレビュー。インタビュー、企画もの、エセ対談とぐるりといろんなものが雑多に詰め込まれていて、エディトリアルデザインも秀逸で実に魅せる。エセ雑誌という新しいジャンルを切り開いた感じがするのはいいなと思います。
  • 外見と内容のうさんくささとは裏腹にその書面的な構想は実にきちんとしている。
  • しかし、行く先はこれでいいのか「友達と駄作」……。
  • 実は私もこちらに寄稿していました。が、誤植が多すぎです。とはいえ、これはこちらのコメント爛に書いたものをそのまま転載したらしいので、ごめんなさい。
  • でもいちおうゲラは出してほしかったですね。
  • もう疲れているので今日はこの辺で勘弁してください。