うんだから。

  • 書評の練習はぜんぜんできないんだよね。
  • とりあえず一日一本のペースを予定してゆっくりとやっていきます。
  • *[たたた][2008年度 春の文学フリマ]Inside out Vol3-A5、88ページ。カラー表紙。表面に丸く配置された「Inside out」の文字。裏面も同じinside out。
  • 小説5編、バイロンの訳出「暗黒」一つ。現代詩一つ、駄文一つ、そのほかという構成。散文はニ段組。詩は一段組みである。
  • どちらかというとわかりにくい小説が多くていまいちな印象はどうしてもぬぐえない。耽美的なのはいいけれど、それが読み手の期待をうまく裏切れないような作品、あるいは内輪ネタ、あるいはよくわからないものが多かった。しいてあげるなら「鬼が島」が異様な雰囲気を放つ面白さがあるけれど、もう少し話しの展開や事象の説明の平易さ、あるいはそうした記述の必然性を求めたい。雰囲気は十分に出ているのに、おしい、という作品である。「私と猫の日々」も同じような評価。レヴィ・ストロース夫人猫はいい味だしてて好きになれるかも。
  • とはいえ、出色はパイロン「暗黒」だろうか。だってパイロンだよっ!!? 批評は批評というよりも解題という感じだけれど、パイロンのある種終末論的な気分は、現代の時流にも暗い影を落とすという意見、あるいはその危機感というか、切迫感は原書を読むものの喜びであり特権だろう。その権利をこちらにも……という姿勢も好きだ。
  • 現代同人募集中らしい。ウェブデザイナーも募集中らしい。
  • しっかりしたホームページですね。
  • こちらです。

http://www.letsinsideout.com/