カトリ企画UR第二回公演「溶けるカフカ」はっじまるよー

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いよいよ、来週の木曜日/金曜日/土曜日!


カトリ企画UR第二回公演「溶けるカフカ


公演が開始されまーす!


第七劇場の演出家、鳴海康平がてがける「カフカ」。


その内容については『BOLLARD』にもインタビューが掲載されております。


会場は巣鴨教会とゆう、伝統ある教会です。



最高の演出家/俳優/舞台。チケット代もお得です。

どうぞよろしくお願いします。


ご予約はこちらから。
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=31960



↑チラシ表(artwork 大楠孝太朗)



↑チラシ裏(artwork 大楠孝太朗)

場所 巣鴨教会
説明 カトリ企画UR第2回公演

『溶けるカフカ

ーー鳥籠が鳥を捕えにでかけた

▋原作 フランツ・カフカ
▋構成・演出・美術 鳴海康平(第七劇場)

▋キャスト 
 板橋駿谷(ロロ)
 大川翔子(劇団競泳水着)
  ※佐藤佐吉演劇祭2010カトリヒデトシ賞
 中村早香(ひょっとこ乱舞)
 森田祐吏(北京蝶々)

▋日程 2011年12月8日(木)〜10日(土)

 8日 19:30●
 9日 15:00● 19:30
 10日 14:00
  ●=ポスト・トーク
 ゲスト:8日 大塩哲史(北京蝶々)
     9日 三浦直之(ロロ)

▋会場
 日本基督教団巣鴨教会 礼拝堂 
 〒170-0005 東京都豊島区南大塚 1-13-8

▋料金 前売り 2.500円 当日 2.800円
 (日時指定・全席自由)

 >> チケット予約開始 11/1(水)より
   e+・こりっち(カトリ企画で検索)
   090-5341-4434(山田)

▋制作 山田杏子(株)エムマッティー
▋宣伝美術 大楠孝太朗
▋製作 (株)エムマッティー

▋お問い合わせ katorikikaku@gmail.com

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絶望的に見える状況の中で、絶望しない諦観が必要とされている。
だから、カフカをとりあげてみる。その小説世界のふるまいの中には、あれかこれかというalternative(二者択一)でなく、「伝統や習慣にとらわれない、型にはまらない」オルタナティブの決定不能性がある。
だから、カフカには冷徹でありながら暖かさに満ちた笑いがあるんだろう。
カトリヒデトシ(プロデューサー)

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ひとつの事実に対して、いくつもの真実が生まれることが日常化する。現実も、出発点だったはずの事実ですら、いくつも存在することを知ってしまった私たちには、世界はプライベートに格納されselectiveである。もう絶望すらできないし、きっと近いうちに絶望は昔の小説にある古い言葉とされ、共感という言葉は不必要な勘違いと同意語として扱われるだろう。この絶望も共感も無効化した並列を前に、カフカはきっと笑うことを選ぶだろう。たとえそれが世界のごく一部にすぎないとしても。
鳴海康平(第七劇場 演出家)