御礼!
文学フリマに来場してくださったみなさま、ありがとうございます。
個人的な多忙や体調不良が重なった今回の文フリでしたが、左隣のラスプーチン一同、とても楽しい時間を過ごすことができました。
委託の品も全部はけたし、お隣の『猫紫』さまも優しくしてくださってとてもうれしかったです。
本当にありがとうございました!
遅れましたが、改めてお礼をば!!!
さて、振り返ってみれば、2010年のひだらすの活動はなんとなく全体的に低調でした。みんな社会人になってしまい、社会のなかでがんばりながら、同人活動もがんばる、ということの大変さをいろいろな意味で思い知った、ということもあります。
「同人」という活動範囲からたくさんの出会いもあったけれど、その範囲の息苦しさに悩んだ時期もないわけじゃないんです。
新刊も出せませんでしたし、小さなトラブルも起こしてしまいました。
それでも、同人たちや、いろいろな相談にのってくれるみなさんのおかげで、いろんなことをもう少しだけがんばれるような気がしていますし、なにより、僕らはゆっくりしっかりやっていけばよいのだと思えるのです。
今回の文学フリマ、本当に素敵な本がたくさんありました。その本の素敵さをいま列挙することはしません。
でも、個人的には、嬉しい出会いがありました。
僕らひだらすの一番最初の出会いを作りだしてくれた「グラミネ(早稲田大学第二文学部表現芸術専修)」という雑誌があったんです。いまは大学の学部再編とともに消えて無くなってしまいましたが、そのスタッフたちが、新しく『放課後』という雑誌を立ち上げていて、それがとてもよかった。
エディトリアルデザイン/レビュー/編集方針/表紙が、すばらしい。「理系×文系の接点と相違」というコンセプトは明確だし、大学生たちのきなる点をきちんと抑えている。とても、力強い雑誌だと思うのです。(もちろん、突っ込みたいところもいろいろありますが)。
なんかこう、うれしいですね。はい。
さてさて、僕たちの話も。
水面下では「ちょっとだけ楽しそうなこと」と「僕らができそうなこと」が少しずつ進んでいきます。少しずつだけど、前へいけばいいかなと。最近、演劇や音楽、デザイナーの人なんかと触れあって、自分はやっぱり文学のひとだなぁと奇妙に実感することがありました。彼らにとっての他者として、あるいは、となりにすんでる素敵な住民として、なんかしたいし、してみたい。
次に僕らが作る雑誌は、僕らのもてるすべてを全力火力でぶちこんで作ります。その準備はちゃくちゃくと進んでいますよ。
その火力を見せつけて、ほんのちょっとでもあなたを幸せにしたいものです。
あ、そんな感じで、言い訳とかでした。
はね。