音カフェから、15mm salon vol1 まで!

 7月4日はイベント盛りだくさんの大変な一日でしたね。
 
 まずは名古屋発、新しい同人音楽交流の場をもった「音カフェ nagoya」さんが開かれました! 

 我らが左隣のラスプーチンの突発CD Vol2「本に寄り添う音楽」の作曲・演奏を手がけた音楽サークルUtAGeのSebastionさんも参加。ロータスルートオーケストラの悠花さんのバックでピアノの演奏を、それからソロでADIEUの「童沙」も弾いてくれました。

 約20の他のサークルたちも魅力が爆発! 
 研究発表あり、紙芝居あり、超絶技巧あり、超録音技術あり、生歌あり、ハープあり、アテレコありと、ボリュームもヴァラエティーも最高に盛りだくさんのイベントでした。参加者の方々がほんっとうに楽しそうだったのが、UST越しにもひしひしと伝わってきて「あー、一緒におどりてーえー!」なイベントでしたね。


 逆にいうと、USTや画面越しに見てしまうとその魅力がおそらく激減してしまっていたであろうという悲しさも感じます。
 Ust上には50から60名前後の視聴者ファンがいて、20サークルほどの参加者がいた模様ですが、実際あの場にいたかったと思う人はたくさんいたはずです!


 作り手が聞き手として、聞き手が作り手として一緒に笑い合うっていいなぁ。とぼっちUSTファンの俺はつくづく思いましたよ(笑

 なかでも不気味社さんの「なにかが超すごい録音技術」はすごかったです。ええ、もう、何かがすごかったとしか言いようがない。モニター越し、UST越しにもその火力はひしひしと伝わってきましたね。音質なのか、なんだかわからないけど絶対的に違う。なぜ違うのかはUST越しにはよく聞こえなかったけれど、もうぜんぜん違いました。蒼咲雫さん、あふれこさーくるお子様ランチさんもおもしろかったなぁ。

 また楽しさだけではなく、名古屋でイベントを行うことの苦労や難しさ、大都市中心主義的な同人の感覚などについていろいろ考えさせられるイベントでもありました。たとえば、東京で音カフェのようなイベントをやれば、サークルも人も「集まりすぎ」てしまうかもしれません。そうなれば、イベントの運営や演奏者たちには音カフェで必要とされたものとはまた異なった、高いイベント運用が必要とされるでしょう。

 けれども、たぶん小規模でもも緊張していたであろう演奏者たちへの、応援や励ましや、突っ込みやほほえみが充溢するあの場所だったからこそ、音カフェnagoyaは魅力的だったのだと思います。
 もちろん大規模で大型のお金が動くようなイベントにも強い魅力は感じるけれど、少なくとも「音カフェ」を見ていた楽しさは、そういうイベントの魅力ではなかった、とだけは言えるかな?
 
 変な言い方ですが、、見知っている誰かが、誰でもが参加して楽しく笑い会える創作・発表の場。そういう場所があるって、いいなあと素直に思ってしまいますよね。