ゼロア以下略

つかれました。

B16 青年文化ゼミ有志

http://blog.goo.ne.jp/seibun2007
ここももう立派な常連、とまではいかないか。文学フリマでは、青年と文化VOL3が発刊されるそうです。
ブログがリンク先になっていますが、外部の人がみても何がなんだかわからんブログになっています。勉強会関係のあれこれ。BBSの書き込みは盛んですが何のサークルなのか相変わらず不明。サンシャイン6の集団実験室でやってる自主ゼミらしいので、池袋あたりの大学生たちなのかしら? と思っていたら、なにやら基地は国分寺らしい。OBの方もBBSに書き込んでますね。面白かったのでけっこう読み込んでしまいました。現代文化とかヲタカルチャーみたいなものに興味があるのかしらね。

国分寺に拠点を置く青年文化ゼミ有志です。特集「オタクがまちにやってきた〜W町のフィールドワーク(仮)」を中心にメディア、恋愛、都市、社会関係資本等に関する評論や小説を書いています。一冊100円です。

100円はてらヤスい。あれ、文化系トークラジオでも取り上げられてませんでしたっけ。

期待度4〜8

B17 東京大学新月お茶の会

ここも割りと有名なサークル。東京大学の文芸サーとして活発すぎる活動をしている。いくつか「新月お茶の会」でひっかかるものの、文学フリマの公式サイトからもリンク先がエラーになってしまう。たぶんここの「猫又通り」が公式サイトなのでしょう。
http://newmoon.sakura.ne.jp/
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/newmoon_komaba/

「用語紹介」がカオスにして内輪ネタ。「オタサー!」というミニコミ誌が前回の春の文学フリマではとても売れたらしいのですが、今年はどうなるか。月ネコ通り2122号が新刊として出るらしいのですが、文フリに対する情報はみあたりませんねー。

月猫通り新刊2122号の特集は、文芸部員の本棚はどうなっているのか? という実態に迫る、蔵書でぽんという企画の予定です。その他にも、詐欺をテーマにした小説群や勿論自由な小説もあります。

詐欺をテーマにするんだ。

期待度3〜8

古い夢

http://d.hatena.ne.jp/azmin/

かつては、個人サークルだったのにいつのまにか「ゆとりの溜まり場」とかになってしまったのか? ゆと部報なる雑誌を作っているところ。主な活動メディアははてなの住民らしいです。たしか春の文学フリマではひだらすのブースのむかいだったはず。「触るだけでも!」という売り文句をパクられたうらみは、まだ晴れちゃいないぜ?
新刊あり。

今回の新刊は「ゆと部報 Vol.4」です。去年の冬コミから始まったゆと部報も4号目と相成りまして、編集を行ってきた身としては、これまでで一番の完成度であると感じております。内容はこんな感じ。
特集「ゆとり世代部の三十一文字」
辛けれどきみの残り香思い出す夏の終りの花火大会 - id:expiation
転校生 - id:chiho17
おさえておきたい十人一首 - Lycoris_i
そしてコーラがない - id:Ikkan01
ふとんの中 - id:Ikkan01
眩暈 - id:expiation
ねむりの観察 - hironica(id:MASSY
ファットカットヨーグルト - id:qt_fb
ゆとり世代の特定二者間における一方向文書の分析比較 - id:debedebe
コメが無ければペヤングを食べればいいじゃない - id:azmin

なお、委託販売もあるらしい。

既刊のゆと部報 Vol.3、残り4部となりましたゆと部報 Vol.2のほか、extrameganeさん編集の、前代未聞のタモリトリビュート同人誌「Tamorization」、hironicaさん主宰の現代芸術研究会の機関誌「孑孑(ぼうふら)」も一緒にブースに並びます。机の上の賑やかさも過去最高です。

id:azmin氏のブログより転載。問題あったら連絡PLZ。タモリトリビュート同人誌って、なんだよ……。と思いつつ興味あり。

期待度3〜7

B19 航時舎 & FLOURISH?

http://kohjisha.cocolog-nifty.com/

僕が個人的にとても好きなサークルです。ホチキス留めながらフルカラーの写真で見せる「temporizzatore」は実は『S.E』を造るときの、もう一つの軸としてとても参考にさせてもらっていたのです(とてもそうは見えないだろうが)。「発刊の辞」がすごくかっこいいんだよね。ここ。ブログの一番下にあって、いつ読んでもしびれます。新刊もでるらしい。期待、大。

航時舎では、第七回文学フリマに参加します。

頒布物は、「temporizzatore」の新刊です。

今号では、天沼春樹氏の新作小説を収録。

またゲストメンバーの参加など、今までにないボリュームでお届けします!

天沼春樹はこんな人。
http://www.tt.rim.or.jp/~haruki/aharu/amanuma.html

期待度5〜8

B20 「ロスジェネ」&「フリーターズフリー

http://losgene.org/
http://www.freetersfree.org/
ついにきました。今年の文学フリマの「表の目玉」がゼロアカなら、こちらは「裏の目玉」ロスジェネとフリフリの合同ブースです。超左翼マガジンとワーキングペーパーがタッグを組んで参戦するわけですが、ともに公式サイトをみるかぎりでは文学フリマに関するあれこれはみあたりませんね。個々人のレベルでは、いくつかグーグルとかでひっかかるのですがどれがどれやら。それにしても豪華だ……。ここらへんのグループに対する距離のとり方はけっこう人それぞれわかれると思いますが、ブースに足を運ぶ価値があるかもしれません。

期待度 不明

B21 白石昇事務所

http://d.hatena.ne.jp/whitestoner/
誰が言ったか文芸バカ一代。表と裏の目玉があるなら、ここはむしろ「地下」でしょう。ちなみに、ゼロアカ道場の第一、第二関門の動画でドレッドにしている筋肉質のおやっさん(?)がやたらと目立ちますが、それはこの方、ですよね? はてなでもid:whitestonerとしてあちこちに出没しています。新刊を引っさげての登場です。

画像だからわからねぇよパネェ! でもがんばって翻字してみる。
タイトル不明。(エロ本?) 値段99円。
新刊目次。

東京日本語上出来娘
漫画 白石女子に一発蹴り込み 佐々木空昭后
1990−1994
モザイク 白石昇
1995〜1999
ISBNを無料で取得する方法 クワッチャイ・キットアーン/白石昇
漫画 恋の味 原作 ウドム・デーバーニット/漫画 猫島礼 翻訳・通訳・雑用 白石昇

2000−2002
のぼるちゃんのタイ語能力
2003−2008

執筆者紹介・編集後記

安い。だが、この表紙は女性では買えない。

そのほか、委託とか旧刊とかもあるらしいす。

エロ本(エロ本屋仮店舗)文フリ特価 650円
エロ本 ウドム テーパーニット
gu123(amazon)文フリ特価 2,500円
gu123 ウドム テーパーニット
I don't know(白石昇事務所購買部) 850円
Domcumentary―art about UDOM TAEPHANICH―ウドムのひみつ(白石昇事務所購買部)2,800円
dom dead bear(白石昇事務所購買部)2,600円

エロ本といいながらえろくないらしいです。
値段の英断をみて、期待度を高くしてみるテスト。

期待度 4〜8

B22日本ジュール・ヴェルヌ研究会

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/1828/SJEV/

もうすべてが名前のとおり。ジュール・ヴェルヌを研究するサークルです。「白U研」と同じカテゴリに個人的にはいれたいんですがだめですか? 2006年創立らしいです。年会費500円で誰でも入れます。横浜が本拠地っぽい。

会誌 Excelsior! 創刊号
特集:「気球」
読書会報告、批評、エッセイ、翻訳ほか
140頁(1000円、会員800円)

Excelsior! 第2号
特集:『地球の中心への旅』への旅
読書会報告、批評、エッセイ、翻訳ほか
184頁(1000円、会員800円)

新刊の2号だけサイトから転載。目次をね。未邦訳長編がでるらしいです。

特集:『地球の中心への旅』への旅
『地球の中心への旅』の世界.................私市保彦 4
地球の謎と螺旋階段......................新島進 6
『地球の中心への旅』読書会 8
リーデンブロック教授の種明かし...............椎名建仁 30
いざ、地球の中心へ
  ――イマジネーションが描く終わりなき旅.........桜井飛鳥 38
北の誘惑――『地球の中心への旅』に
  至るまでのジュール・ヴェルヌ..............石橋正孝 42
【特別寄稿】コア・プロジェクト忘備録............中島善人 59
明治ヴェルヌ評判記――地底旅行編..............藤元直樹 64
翻刻】前代未聞|地底世界旅行...............三島霜川 70
ミーミルの頭――コント...........ルネ・ド・ポン=ジェスト 86
自由投稿
神秘の島』の魅力.....................新須憲一 115
日本ヴェルヌ映像コレクション【パート2】........まくたけーた 116
ヴェルヌ的「旅」をめぐるメモランダム............島村山寝 120
【特別寄稿】ジュール・ヴェルヌ
  ――ミシェル・セールからの可能性............芳川泰久 138
翻訳評論・連載翻訳およびその周辺
グラント船長の子供たち』の中の
  シャーロック・ホームズ...........コーネリス・へリング 144
「メイビー・ディック」と仲間たち
  ――ヴェルヌ作品における間違い........フォルカー・デース 148
イスタンブルとヴェルヌ...................三沢伸生 163
頑固者ケラバン【第二回】.............ジュール・ヴェルヌ 172
―――――
会員アンケート:ヴェルヌ作品のなかで好きな登場人物は? 180
編集後記 184

少年のような心でヴェルヌを愛する、というかこんな本がでてこそ、文学フリマ! ていう感じですよね。

期待度 3〜8

B24 Culture Vulture

http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/
フリーライター近藤正高のサークル。ここの調査力はもうすごいものがありますね。鉄道ファンらしく、今年は私鉄に関する単著を刊行予定らしい。『Re:Re:Re』は批評誌としても極めてレベルが高く、調査と、それにもとづく思考の行き届いたものです。ぜひ一冊買うべし。

近藤正高個人誌『Re:Re:Re:』最新号を刊行予定。『私鉄探検』(ソフトバンク新書)の著者が今度は近代製鉄発祥150年を記念して、「鉄と万博」「鉄と私」をテーマに執筆準備中。友人主宰サークル「サブカル堂」による『文藝サブヒョン(仮)』も販売予定。

期待度5〜8

B25 HIMEJOHN

http://www.himejohn.com/index.htm

ここもすごいですね。出版ごっこといいますが、もうこれはごっこのれべるじゃねーぞといわんばかりの雑誌です。アックス新人賞佳作も奪い取った田中六大のミニコミ誌です。
UZOだけでも買う価値あり。

7月30日UZO#10が
できたよ!

参加作家

かなまち京成
香山哲
今日マチ子
コマツシンヤ
馬野ホネール
土屋萌児
Amandine Meyer
田中六大

文学フリマ関係の記事は見当たらないのでよくわかりませんが、これが出るのは間違いない。にしても、破滅派さんもそうだけれど今日マチ子の人気に嫉妬。

期待度3〜8

B25 (株)メイク ぶんがく社

http://www.bungakusha.jp/
ネット書店への販売を専門に行う出版社、らしいです。そうするとここも企業ブースということになるのかもしれませんね。
 文学フリマに関する記述がみあたらないのでなんとも言いようがありません。「インタビュー」のところで「文芸空間」の松平氏と話をしていて、そこはおもすろかったです。
 社長、というか編集長がすげえ自信満々です。

期待度 不明

B26 クレヤンふたり書房

http://www.watanabe-kou.com/
元SPA! の編集長とその奥さんがやっている……というのが売り文句になるのかならないのかよくわかりませんが、めちゃくちゃしっかり造ってある雑誌『クレイジー・ヤン』をもってきます。
 現在VOL8まであるようです。定価3000円……。公式にもあるようにすごい豪華なものです。

特集 40歳を詠む
1 ポチ&コウ対談 
 -40歳を過ぎると自分の居場所が明確になる
2 気になるあの人の「40歳」を読む
 -内藤ルネ桑沢洋子花森安治
3 プレイバック20代
 -『週刊SPA!』の表紙で読む『40代の20代』
4 有名人・無名人「40歳の事件簿」
 -夫の愛人だった女性が死んだ○与謝野晶子

インタビュー
 コラムニスト中森明夫
レギュラー
 中野翠に訊け!
 ワタナベコウのお洒落絵日記
 ポチの東京百景
 日本人と洋服VOL1
 ポチの東京甘味 NO.2

 ほかにいっぱいあるけれど以下略

副題も略しました。
http://www.watanabe-kou.com/crazyyang/2008_2009/vol_08.html
こちらで見られます。こうやってみると、シニア向けの雑誌もけっこうあるのが文学フリマなんですね。

期待度 深夜二時四十分の今の僕には理解できない。でも3〜7.