ゼロアカ以外全部紹介、予定。

私信。ポリリズムさんが早稲田文学主宰の市川真人さんにインタビューをしたそうですね。このブログをみて、そのあと、市川さんへのインタビューを収録しなおしたと聞きました。「かぶり」を避けていただいたこと、感謝いたします。

さて、盛り上がっていますねいろいろと。
僕らも文学フリマへの入稿を数日後に控えて、まぁ、その、なんでしょう。もうだめかもしれませry。

とまれ、各サークルがしのぎを削っての戦いをしているようでありますが、今回の文学フリマゼロアカ以外にもたくさんのユニークなサークルが参加するわけです。公式サイトにも、文学フリマ全体の参加サークルが告知されました。
http://bunfree.net/dai7kai/circle_detail.html#A7

 それから、ゼロアカ道場の動向についてはこちらがわりと詳しくまとめてくれたので、いまさらなんか付け加えることもねーなーと思いつつ、でもそのうちなんか言うかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/noir_k/20081022/1224641033

ということで150近いサークルが参加する11月9日の文学フリマに、たくさんの人がぜひぜひ遊びにきていただけるよう、さまざまなサークル紹介を勝手に展開しようと思います。最後まで行くかしりませんが。普通に誤情報があると思いますが、いろいろよろしく、よろしくおねがいします! 同人歴があるわけでもないので、基本的にはサイトを見ての印象批評にとどめたいと思います

期待値計算について。

 しかし、それじゃなんだかわかりませんし文学フリマの紹介になっていません。
 そこで、自らの責のもと、サークルに「期待度」を1~10でつけることにします。1から10までの間で、高いほど期待値が高いということになりそうで、なりません。僕たちも参加サークルですし、こういうことをやるからには自分のサークルに平然と10をつける男です、僕は。なので、期待値が示す数値はクオリティに対する期待値ではなく、ジャンルやニッチに対する推定評価ということになります。

  • ジャンル小説は大体7ぐらいの期待値をもつ
  • 文学は5~8程度の期待値をもつ。
  • 有名サークルは6~9程度の期待値をもつ。
  • 前回僕が目をとおして「いいな」と思ったサークルは5~10の期待値をもつ。

そのほか、ここに書いていない闇の基準によって、期待値を算出します。なので、期待値が低いなぁと思ったら逆にむしろ期待してもいいぐらいです。ていうか、こんな不平等なジャッジはないと思うんですよ。だってどこも平等なフェアな評価を目指して評価の基準をつくるんですもの。そんなの不平等じゃない?

 この採点、今回だけか、次回もやるか未定ですが、もしやるとしたら、やっぱり僕が読んだことあるサークルや購入したサークルや献本されたサークルは高得点をつけます。ぶっちゃけ本をもっていないサークルはサイトをみて採点するしかないんですが、サイトがいいからって中身までいいとは言い切れません。
 なので、サイト点は+αで反映します! そんなの倫理的にいいのか!? と思われるかもしれません。いいんです! だって、そうでもしないと紹介できないんだもん! コミティアコミケはもうスケールが違うからこんなことできないですしね。なお、この採点や文責はたたたの責任においてやっています。

A1 居眠りの街

http://cityofdaze.net/
 主にゲームをつくっていらっしゃるところらしい。携帯型ノベルゲームが遊べるサイトで、下のほうに「CITY OF DAZE」居眠りの街とある。前にも文学フリマに参加していらっしゃるようで、このサークルさん、でしょう。
 電子絵本『人魚姫とカエル王子』、ミニイラスト集『Slow + Story ~物語に喜びを~』やら、グラフィックと文字で読ませるものも作っているようです。
 ちょこっとゲームをやった感じでは、(『5000文字への挑戦 Vol.3』)分岐のある携帯小説、という印象。インターフェースが凝っていてすごい。途中までなのでよくわからないけれど、単文節で読んでいくスタイルにしてはケータイ小説的というよりライトノベル的な書き方かなという印象を受けました。デザインがきちっと決まっていていいなぁ・・・。
 トップページはブログなのですが、不定期に更新しているようです。ざっと見ると、お料理やらランチに関することがたくさん。写真も豊富でちょっとした食事系ブログみたいですね。
 コミティアなどにも出品されている様子。

追記。

文学フリマで配布する予定だった『5000文字への挑戦Vol.3&Vol.4』ですが、Vol.4のシナリオが最低本数を満たせなかったためにVol.4搭載を見送る事となりました。
再度募集をかけるか、Web上で単発公開をするかは……ちょっと考えさせてください。

  • 期待度 5~8+3

A2 筒井英二

サイトをもっていらっしゃらないのか、正直不明。以下の引用は過去の文学フリマ参加者リストなのですが、何回かの文学フリマに何度か参加しておられるようです。文学系の小説を打っていたようであります。日本大学の広報誌に名前がありますが、同姓同名の別人さんかもしれませんね。
 純文学にこだわりがあるようであります。ミクシィでも小説を掲載しているとのこと。

A-36 小説
書きたいときに書き、読みたいときに読むもの
私の作品と、あなたが出会う、その場に作者が立ち会える喜びを胸に、またぽつんと座ってます

筒井英二
A-61
小説・その他
妄想私小説(純文学)
ネコの写真に囲まれながらひっそりと小説を販売しております。単なる身辺雑記にとどまらぬよう、妄想を付加した仕上がりです。残念ながらネコは登場しません。

  • 期待度 不明

A3 幻奏華

http://gensohka.web.fc2.com/

 幻奏華 秀澄語りは、管理人 秀信澄が書き散らすオリジナル小説
 と、息抜きに放浪した史跡探訪記をメインとして運営されております。
 お気が向かれましたら、どうぞごゆるりとご覧くださいませ。

 とのように、オリジナル小説を売っているようです。先日の関西コミティアにも参加されたようですね。
 小説は平安時代をモデルにしたファンタジー、中華、フランス、現代日本など、さまざまな舞台のノベルスが読めます。書き方は普通の小説という感じで、横組のサイトに慣れていればわりとすらすらと読めまSね。

追記。ちょこっとサイトがあたらしくなっていました。

 …海外サスペンス物『Angel in Shadow』+明治幻想奇譚系『冴映える月』が東京初売りになります。
  井出有紀様@搆造COLORの委託本『園丁の王』もスペースに並びますので、
  ぜひこの美本をお手に取ってご覧下さいませ

  • 期待度 6+1

A4 予備ブース

A5 飯田和敏

http://blog.excite.co.jp/kiida/

飯田和敏
1968年生まれ。ゲーム作家。代表作『アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』『巨人のドシン』など。文芸作品をゲーム化する対談本『日本文学ふいんき語り2』(仮)がこの秋、双葉社より発売予定。生涯初の高知訪問に緊張&興奮!

というこの方、ですよね。たぶん。ナニしてんすか。飯田さん。第六回の文学フリマにも出品。今回もノベルゲームを出すのかもしれません。
言わずとしれた最新作は、「ディシプリン 調律帝国の誕生」。僕たちを無駄に健康にしようとするwiiからでますが、面白いかどうかはまだわかりません。「小説、兄弟☆げんか」がでるかも。

文学フリマの公式には「これがほんとの最終決戦」とあるので、もしかしたら彼を文フリで見られるのは最後になるかも、しれませんね。
そうじゃないことを祈ります。

  • 期待度 7~9

A6 真神司令部

http://magamiheadquater.blog102.fc2.com/
http://rinrin.saiin.net/~magamiheadquater/

Author:真神なるみ
ゲーム好き物書き。
休日は自転車で外出することが多いです。
カフェ巡りやポストカード集めも好き。
ただいま新刊発行のため絶賛修羅場中。

 ブログのサイトから素敵な看板がみられます。お茶のおいしいCAFEやら、ペンギンのいる居酒屋とかにいっておられるようです。
 サイトはちょっとみずらいものの、書き溜めた小説などが読めます。作風としては、正統派のファンタジーに一部「腐」がまざる感じ。書きなれている印象の文章ですね。作品ごとにサイトを作っていて、自作に対する強い愛を感じました。
新刊はこちら。

ゲームちゅうどく
A5/ページ未定/コピー/価格未定
藤本美佳はゲーム、RPG好きの女子大生。学業にたまに支障をきたすこともあるが、単位は落とさない大学生活を過ごしていた。
そんな夏の暑さも和らいだ10月、冬も近づき寒くもなる季節。両親は有給を使って海外旅行に出かけることに。
ということは、夜中までゲームしていても邪魔をする者はいない、しかも発売するゲームは両親が旅行に行く日だった。
講義とアルバイトをこなしながら、ゲームクリア1週間を目指す女子大生の話。

11月9日発行予定、とあるので文フリの新刊でしょう。

  • 期待度 7+2

A7 patronen

ハトロンというのは同人誌の名前です。
ハトロンはハトロン紙のハトロンです。 洋服の型紙を作ったり、何かを包装したりする紙です。
文字を書くのにはあまり向きません。
文学っぽい、と思う人に声をかけているので、 文学同人誌です。
テンションは高くないですが、笑うのは好きです。
無気力そうですが、ご飯はたくさん食べる方です。
そういった本です。

普段は絵を描く人たちの文学同人誌、というものらしい。前号の表紙が非常に素敵です。白地に赤を花びらのように散らして、シンプルなデザインだけれども主張を感じるいいデザインですね。サイトのデザインもまた、シンプルですが印象的な、おしゃれーな感じに仕上がっています。逆に無毒で殺菌されてる感もありますが、とてもよいサイトです。コンテンツはあんまりないけれど、通販はしておるようす。

  • 期待度 7,8+2

A8 「幻魚水想記」の会

パソコンの腕が信用できませんなぁ、とあってサイトには飛べません残念でした的ないたずらをやらかしてくれたせいで、サイトがどこにあるかわかりません。短編小説集をだしていたようで、いくつかのサイトに感想が並んでいます。何度か文学フリマには参加しておられるようす。

  • 期待度 6~8

A9 不健全核子

http://naha.cool.ne.jp/nucleon/index.shtml
事務局のサイト!! サイトアドレス間違ってるよ!!! ということで、ここが「不健全核子」さんのサイトです。
二次創作とオリジナルでサークル名を分けているらしい。ホモ好き同人のためのサイト、と言い切ってしまうのはいかがでしょうかと思いますが、まぁそうだというならそうなんでしょうね。きっと、そうなんですよね。だってサイトに「受」という言葉が乱舞しているのですから。ええ。
 「ガンパレードマーチ」「ガドガード」「逆転裁判」などのあれやこれやがあるようです。通販もやっているようです。

  • 期待度 3~8

A10 光の旅

速水貴帆の個人サークル、のようです。ファンロードに掲載されたもの全部もっていく、とのことですから。サブカルチャー方向に強いサークルさんかも。いろんなところのブログをあさると、感想や入手リストの中に名前が載っています。小説が多いらしい。投稿者乱入とかの方なのかしら。わかりません。

  • 期待度 7

A11 ぽたぽた焼

百合小説をだしてきてくれるらしいですやべえ読みてえ! ようなそうでもないような。コミティアにも参加するらしく、コミティアWIKも名前のみ、みえます。すべてオリジナルらしく、極めて不思議な取り合わせの百合小説も書いているらしい。アリゾナ砂漠の老女ってなんだ。

  • 期待度 5~7

A12 国学院大学文芸部

若木文学』と『若木分冊・特別号』を出してくるようです。第三回にも出展していたらしく、某所のブログにもちょっと書かれている。大所帯、らしいけれど、今はどうでしょうね。大学の文芸部やサークルの会誌、部誌というのも、文学フリマでは重要な参加枠の一つ。がんばって。ただ、サークル自体のHPはないようです。

  • 期待度 4~7

A13 マツリカマリカ

http://a58.hp.infoseek.co.jp/mm.htm
 このサークルは常連な印象がありますが、気のせいかしら。『アロマダウザーノア』というライトノベルをずっと書いておられます。読んだことないけど。
 「香り」というのをテーマにずっと書いているらしく、そういうこだわりはキライじゃありません。
新刊も用意しておるようです。

追記。

『アロマダウザーノア1』香りをモチーフにした少年少女ファンタジー
『アロマダウザーノア2』続きものですが2は別エピソードですのでこれだけでも読むことができます。BL要素微量
『アロマダウザーノア3』1の続きです。このシリーズは唐花見コウ様にイラストをお願いしました。
『vandersoul -精霊惑星物語-』異世界ファンタジー。BL要素微量
『Splendor Occultus 〜隠された輝き〜』歴史ファンタジー。16〜18世紀のヨーロッパが舞台です。
『長崎探題タルタ騒動』歴史もの。江戸時代の長崎が舞台です。
『THE PLANET DUONE -惑星デュオネ-』新刊!(予定) SFファンタジー
『アイダミホコのはじめてのヘンプ』エッセイとハンドメイドの本。

以上の作品を出展するそーです。

  • 期待度 5~7

A14 時の輪

http://silversteel.s4.xrea.com/
 サイトでは膨大なテクストが読めます。「キャプテンはーロック」とか、「るろうに剣心」などの二次創作が中心です。日記もあります。
 ただ、あまりにも読みづらくなかなかモニターからでは読めません……。

 文学フリマでは、オリジナルのライトSFやら、近世ヨーロッパの小説や、読みきりなどを出してくれるそうです。きょうび珍しく、ラノベ系なのにイラストなしという硬派。

  • 期待度 5~7