宣言文1

  • 唐突ですが、明日からしばらくいません。どこいくんだよっ!? っていう話になるわけですが、つまり旅行に行ってきます。どこまでいくんだよっ! っていう話ですが、たぶん徳島とか広島とか岩国とかに行ってきます。一番のもきゅてきはなんといっても、直島のベネッセアートサイト直島なんですよね。直島の、ってつけなくてもよかったかもしれませんが、まぁそうなんですね。
  • 現代アートの気分やミームってすごく面白い、んですよ。現代建築の面白さの中には、意味不明なありがたみとか、理解不可能な住みにくさのほかに、何かそういう「場所」があるという神聖さ、そういう場所に出会うことだけで感じる雰囲気。自分を異化する環境。そんな場所をちょっと探してきます。
  • なぜなら、今もうゼロアカ道場もそういうにおいがするけれど(誰に、というと実は藤田氏に一番感じるのだけれど、そこらへんは次の宣言文で述べるし、またこの発想が変わるかもしれないのであまりここで強く言うことには抵抗もあるんだけど)、無国籍を目指しながら(あるいは全世界つまみ食いを目指しながら)実はその考えが東京中心主義的に回収されていませんかね、という疑問があるわけです。僕にはね。
  • で、あの事件以降ずっと「場所」について考えている僕としては、秋葉原という場所じゃなくて、なにか自分を異化してくれる場所、その異化され/うる存在的に可能な場所を探したいと思うんですね。思うんですよ。自分という他者を受け入れることはすごく難しいけれど、そういうことを可能にするところっていうのがあるとすればもう、ネットでも東京でもないどこかだ! と思います。
  • でも上みたいなことを、ほろよいかげんの頭でちょっと考えていると思いつくのが『MOTHER2』(任天堂)の「じぶんだけのばしょ」だったりするんだよなぁ。っていうか、そういう場所を雑誌の表紙にしたいなぁ。