雑談だ。
- こんばんは。実は我らが左隣のラスプーチンもそろそろと一次締め切りができました。さらに挿絵の依頼とかあれこれと次のステージに移らんとしているわけです。ていうか、まだ出してない人よ出してくれ。
- あと表紙がなんとできました。天才様が描いてくださったわけですね。ありがたいことです。ありがたいです。
- http://studio02.web.fc2.com/index.htm:SUTUDIO02様ですね。ええ。今は漫画家を目指していらっしゃるようです。ボツになった表紙案がもぞっと公開されていたり、このお方が作っていらっしゃる同人誌のイラストがあったりするのでぜひ御覧ください。
- ところでですね。僕には読まず嫌いな作家が二人いたんですね。太宰治と本谷有希子だったんです。
- なぜその二人なのか、自分でもまったくわかりません。たとえば今お酒をのみながらにへいさんからコメントあってうれしいなーって言いながらこういう雑文を書いてる僕がいうのもなんですが、この二人の作家はなんかニガテだったんですね。
- でも本谷有希子を読みました。彼女は天才だと思いました。
- 『乱暴と待機』を読んだんですね。なぜなら鶴巻様がイラストをかいて折られるから。
- この小説では、なによりも芝居を打つことが関係性のなかで芽生えてくる行為だっていうことにとても自覚的なところがすごいと思いました。芝居っていうのは、てか僕は芝居の専門家じゃないしお芝居やったこともないのでほんとはこういうことをいっちゃまずいんですが。
- お芝居っていうのは嘘なんです。嘘っていうのは「あ、嘘つこう」っていう覚悟とか決意から発せられるもの。だと思います。でもそれだけじゃないんでしょう。「嘘〈つかなきゃ〉」っていう必要も、嘘のあり方を定義しているのです。
- その必要性っていろんな圧力から感じるんだろうけど、本谷有希子は「関係性」に求めたんですよね。僕にとってはその発想、裏返しの裏返しって感じで面白かったんです。
- さて、次のステージ次のステージ。また明日かあさってぐらいにアルバイトしながら日記を更新すると思います。太宰はあいかわらず喰わず嫌い。