文学フリマ、お疲れ様でした。
文学フリマin大阪、お疲れ様でした。
地下鉄御堂筋線の南の終点、中百舌鳥は堺市産業振興センターで開催された文学フリマのナンバリングタイトル第十六回文学フリマが終了いたしました。
事前にはいろいろどうなることかーと議論されていた本イベントでしたが、まったく人が絶えることなく1600名以上の参会者を集めることができたそうです
。
実際にその場にいた僕らも驚きの大盛況でした。約束された勝利の文学フリマ! と書いてエクスカリバーと読むのか読まないのか。
些細な問題はあったりしたのですが、今回は正真正銘の大盛況です。事務局、参加者のみなさま、本当にお疲れ様でした。
今回何がすごかったかってその観客ですよ。
親子連れがくるんですよ!! 親子連れ!
同人即売会というイベントにある種の「色」がついてしまっている東京と違って*1、大阪では普通の人からハードコア文学ファン、ただのオタクから鉄道マニアまで幅広い人が集まるイベントになっていました。
子どもたちが楽しんでくれてたらいいんだけどな。あれだけ人がいたらとりあえずお祭り騒ぎ感みたいなのは味わえたのではないかしら? ここから未来の文学を担う人たちが出てきてくれることを願ってやみません。客層的には今後は児童文学やラノベもワンちゃんあるで! てなところですね。
イベントスペースがあればいいんですが、なかなかね。
僕らのブースB-42にもたくさんの人が遊びに来てくれました。個人的にはちょっと自分の都合もあってテンション低めだったのですが、今回はかなりの反響をいただけたみたいでとても嬉しかったです。 旧刊新刊ともに買っていただいたみなさま本当にありがとうございました。どうぞご感想などツイッターやブログで書いていただければ、たまに見に行きますw
そして、今回の新刊、どこよりも早いトリビュートファンブック、『宮内悠介トリビュート』ですが、著者ご自身が自らファンブックを売るという羞恥プレイをさせてしまって大変申し訳なかったなと思います(笑)。改めてファンブックを書きたくなる素敵な本を書き、さらに自分のサインを入れてくださった宮内悠介先生に深く感謝いたします。
- 作者: 宮内悠介
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2012/03/22
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 143回
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ところで、この『宮内悠介トリビュート』。最初のパスティーシュ小説の「神の従僕」に迷路平蔵氏の著者名が落ちていたり、いくつ
か誤植や誤記がございます。近日、本ブログでも正誤表を掲載させていただきますのでどうぞお許し下さいませ。
部数的にはみなさまどうだったのかしら。今回は詩のサークルが非常に人気が高く、いつもの文学フリマよりかは批評系が苦戦していた印象がありましたが、普段はなかなか注目されないサークルも大健闘だったようです。いやぁ、面白かったです。
打ち上げは事務局のみなさんやKTGの鈴木さん、クロフネ三世さんたちと。その後では鯨さん、伊織さんらと合流して場末感ただようダーティで素敵なお店で一夜を過ごしました。鯨さんのブログになんか僕の名前が取り上げられていて、いったい俺は何を話したんだと(滝汗
また、ニコ生でも文フリで購入した本の感想などをお話していこうと思います。
http://com.nicovideo.jp/community/co16495
さて、次はニコニコ超会議のイベント「超文学フリマ」です。同人音楽同好会さまと一緒に「同人音楽ラスプーチン」という名前ででますが、どうなることやらー。
SF大会出張版とかぶるわ、ボーマス二日目、ニコつく3のそばだわで一体どうしたらいいのかよくわかりませんがw とりあえず楽しくやろうかなと思います。
もちろん『宮内悠介トリビュート』の残部も持ってきてくれるそうですし、新刊もないわけじゃないです。
どうぞよろしく!
TB
http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20130414#p1
*1:なんで「同人」とおいうと変な色眼鏡で見られる(というとそれは偏見だ、といわれる)ようになったのかについての根の深いであろう話はここではしません。