実況野郎も文芸部をやる。

ニコニコ動画のゲームカテゴリで大規模ムーブメントを起こしつつある「ゲーム実況」。YOUTUBEにも陸続と輸出され、多くのスター実況主を生み出してきた。

彼らの物語生成力は金田淳子*1が「ゆがみねえ」と称讃の言葉を送るほど。 

そんな激戦地域から、異色の四人組が文芸部プロジェクトを作り上げた。それが、実況野郎BーTEAM、なんだってさ。

B-TEAM@Webマガジン幻冬舎

ニコニコ動画において最大の視力となりつつあるゲーム実況プレイ動画。
この戦場でしのぎを削る実況者は、現在5000人を越えるとも。
大実況時代とも称される激しい戦いの中、
創作に意欲を燃やす実況者たちが立上がった。
Revin、たろちん、加藤(レイズナ)、ルーツ、
以上4名は、戦場に実況野郎文芸部(B−TEAM)を結成、毎月一度、当部室に集合する。
この時ばかりは銃を捨て、ペンを握りしめ、文芸創作活動に打ち込むのである


というお触れがき。現在三号まで更新されている。

内容はそこそこハイレベルだが、なんといっても実際に実況をしたものを文字起こししたコンテンツが面白い。revinの「濫読パプテスマ」はなかなか急所を得たレビューで毎号たのしみに読める。四コマも安定感あふれており、これも毎号たのしみ。……とか書くと他のは面白くなさそうに見えるかもしれないがそうじゃないところが「実況主」たちの実力だ。

ちなみに、彼らのことは元ゼロアカ道場破りの某氏から教えていただいた。感謝感謝。
(文責たたた)

*1:青土社ユリイカ』「RPGの冒険」号を参照。